OBD検査で使用する機器

PCまたはタブレット/スマートフォン

※いずれかの端末をご用意ください。

特定DTC照会アプリ【Windows】の動作環境

WindowsOSがインストールされたPC またはタブレットは、以下の動作環境を満たす必要があります。

CPU(※1) 1GHz 以上
メモリ(※1) 2GB 以上
ディスク Cドライブ空き容量1GB 以上
OS(※2)(※3) Microsoft Windows 11 バージョン22H2(Home またはPro)
Microsoft Windows 11 バージョン23H2(Home またはPro)
Microsoft Windows 11 バージョン24H2(Home またはPro)
ソフトウェア(※4) .NET Framework 4.6.2 以上
Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージ(x86)(2017 以上)32bit 版
ネットワーク通信 有線または無線でインターネット接続が可能であること

※1:動作環境におけるCPU、メモリ及びOSの確認手順は以下のとおりです。

(1)[スタート]→[設定]→[システム]→[バージョン情報]を押してください。
(2)[デバイス仕様]および[Windows の仕様]欄にて確認してください。

※2:Arm版 Windowsはサポート対象外です。

動作確認・動作保証しておりませんので、Arm版 Windows以外のものをご用意ください。

※3:Windowsユーザーアカウントは「Administrator」以外を使用してください。

(ユーザーアカウントが「Administrator」の場合、特定DTC照会アプリが正常に作動しないおそれがあります。)

※4:各ソフトウェアのインストール状況の確認方法については、こちらを参照してください。

特定DTC照会アプリを使用するために必要となるソフトウェアの確認方法

なお、上記の内容については、運用状況に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。

【注意事項】
他のソフトウェア(整備用の診断ソフト等)が起動されている場合、そのソフトウェアによっては特定DTC照会アプリの動作を阻害し、強制終了やエラーが発生する場合があります。
アプリ使用中に強制終了やエラーが発生した場合は、他のソフトウェアを終了してください。

特定DTC照会アプリ【Android】の動作環境


AndroidOSがインストールされたタブレット/スマートフォンは、以下の動作環境を満たす必要があります。

CPU 2GHz 以上(推奨)
メモリ 2GB 以上(推奨)
ストレージ 空き容量1GB 以上
OS(※1) Android14~16
ネットワーク通信 インターネット接続が可能であること

※1:以下に該当する場合は正しく動作しない可能性がございます。

・Android EnterpriseやMDM/EMM(モバイルデバイス管理/エンタープライズモビリティ管理)が導入されている
・改造されたAndroid OS(root化・カスタムROM)を使用している
上記に該当するか確認が必要な場合は、端末の管理者またはメーカにお問い合わせください。

※2:生体認証機能を利用する場合は、端末に指紋認証機能又は顔認証機能が必要です。ただし、端末の仕様により利用できない場合があります。

※3:車検証二次元コード読取機能を利用する場合は、端末にカメラ機能が必要です。ただし、端末の仕様により利用できない場合があります。

※4:電子車検証ICタグ読取機能を利用する場合は、端末にNFC機能が必要です。ただし、端末の仕様により利用できない場合があります。

なお、上記の内容については、運用状況に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。

OBD検査システムの通信先情報について(セキュリティの設定)

OBD検査システムを利用するには、インターネットへのアクセスが必要です。
利用される端末(PCまたはタブレット/スマートフォン)のインターネットへのアクセスのセキュリティ設定において、特定の通信先のみを許可している場合は、OBD検査システムへの通信を許可する必要があります。
なお、この設定の要否は、所属している組織のインターネットへのアクセスのセキュリティ状況により異なります。所属する組織にシステム管理者(PC 管理者やネットワーク管理者等)がいる場合は、システム管理者に相談し、この設定を行ってください。

通信許可が必要なOBD検査システムの通信先情報(ドメインとポート)は、以下より確認できます。

OBD検査システムで使用する通信先情報について

検査用スキャンツール

検査用スキャンツール

検査用スキャンツールの認定機器一覧は(一社)日本自動車機械工具協会のホームページに掲載されております。
※対応機種はWindows版とAndroid版で異なります。

(一社)日本自動車機械工具協会(外部サイト)


【参考情報】
国土交通省調べによるスキャンツールの販売状況・予定および故障時の相談窓口等については、こちらを参照してください。
※本資料に関する内容については、ツールメーカーまたは購入された・される予定の販売店にお問い合わせください。

検査用スキャンツールの販売状況等一覧(外部サイト(国土交通省))


【特定DTC照会アプリを利用した検査用スキャンツールの確認方法】
特定DTC照会アプリでは、接続中の検査用スキャンツールからVCI情報(「メーカー名」「型式」「ファームウェアバージョン」「ドライババージョン」)等の情報を取得したうえで表示することができます。
(一社)日本自動車機械工具協会が公表する検査用スキャンツールかどうかの確認方法については以下を参考にしてください。

検査用スキャンツールのVCI情報(メーカー名、型式)の確認方法

(補足)
一度、OBD検査を行うと「VCI情報」ボタンが押せるようになります。
「VCI情報」ボタンを押すことで、使用した検査用スキャンツール情報を確認することができます。

掲載箇所
特定DTC照会アプリ【Windows】操作マニュアル

3.2 モード・検査用スキャンツールを選択する

7.13 使用した検査用スキャンツールの情報を確認したいとき

特定DTC照会アプリ【Android】操作マニュアル

3.2 モード・検査用スキャンツールを選択する

7.14 使用した検査用スキャンツールの情報を確認したいとき

特定DTC照会アプリと検査用スキャンツールとのインターフェース仕様(令和7年3月21日現在)

自動車技術総合機構が開発したシステム領域とスキャンツールメーカーが開発する領域に分かれており
その間のインターフェースの仕様については下リンクをご参照ください。

特定DTC照会アプリインターフェース仕様書

構成図

特定DTC照会アプリ【Android】対応VCI規格

特定DTC照会アプリ【Android】に対応するためのVCIの規格については、下リンクにまとめておりますのでご参照ください。

特定DTC照会アプリ(Android版)対応VCI規格

構成図

その他の機器(任意)

特定DTC照会アプリ【Windows】では、読み取り機器(リーダ)を使用して車検証の二次元コードやICタグを読みとり、車両情報を入力することができます。

二次元コードリーダ

二次元コードリーダの動作条件や使用方法については、こちらを参照してください。

二次元コードリーダの使用方法

※特定DTC照会アプリ【Android】では、端末のカメラを使用して二次元コードを読み取ります。外部機器の二次元コードリーダは使用できません。

ICタグリーダ

国土交通省が提供した電子車検証動作確認ツールを使用して各メーカーから動作確認済みの報告を同省が受けた機器についてはこちらを参照してください。

電子車検証動作確認済み機器一覧(外部サイト(国土交通省・電子車検証特設サイト))

※特定DTC照会アプリ【Android】では、端末のNFC機能を使用して電子車検証のICタグを読み取ります。外部機器のICタグリーダは使用できません。

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